リゾートバイトでホテルフロントを担当していた時の話
失敗を踏まえて選んだホテルのフロント
前回の失敗を二度と繰り返さないように、次のリゾートバイトは自分でも笑えるほど慎重に念入りに情報収集して決めました。
僕が選んだのは、スキー場のすぐ横にある、ホテルのフロントのバイトです。
スキー場が近いから、休日はスノボができるというメリットもありましたし、その年はちょっと体調を崩しがちだったこともあり、屋外のリフト係ではなくホテルのフロントをやってみることにしたのです。
フロント業務は未経験でしたが、未経験でもOKとなっていたので何事も経験と思い応募しました。
何度もリゾートバイトを経験しているので、無事採用され新たなリゾートバイト生活が始まりました。
フロント業務について
フロント業務の内容は、接客、受付や手続き、部屋の案内や予約受付などいろんな仕事を一手に引き受けます。
最初こそ研修を兼ねて社員の人に指導してもらえますが、少しずつ覚えると1人で対応しないといけません。
もちろんフロントには僕以外にも人がいますが、最初は緊張しっぱなしでした。
チェックインやチェックアウトの対応などもしますし、接客業務ですから丁寧さと正確さ、笑顔も求められます。
1日の流れは朝起きて身支度を整え出勤、ホテルの顔は身だしなみも重要です。
そのホテルはチェックアウトが9時だったので、出勤してすぐはチェックアウトの対応に追われます。
一段落するとお客さんが来るかフロントに電話がこない限り、雑用をこなします。
すぐにお昼休憩になり、その後はまた事務処理が続き、午後のチェックインが始まります。
一通りチェックインの応対をして遅番の人と交代です。
遅番のときは、チェックインの入管業務と処理、その後閉館作業をして1日が終わります。
フロント業務をやって良かったこと
フロント業務はずっと立ちっぱなしのイメージがあったので覚悟はしていましたが、事務処理でパソコンを使うときは椅子に座って作業できます。
チェックインとチェックアウトのときは、目まぐるしい忙しさですがそれがすぎれば後はそんなに忙しいことはなく、ゆっくり作業できます。
僕が働いたホテルはそんなに大規模ではなく、かと言って小さすぎることもない中くらいの規模でした。
大規模だともっと忙しいようですが、初めてだったからこのくらいがちょうど良かったです。
フロント業務できつかったこと
フロントにはお客さんからのクレームも入ります。
僕が一番きつかったのはクレームへの対応でした。
中にはクレーマー?と思ってしまうほど理不尽なことを言ってくる人もいました。
クレームが入った場合は社員に引き継ぎますが、電話を受けるのも怖いくらいのすごい剣幕なのには驚きました。
これを本業にしたらストレスでおかしくなってしまうかも?と思ったことも多々あります。
フロント業務って想像以上に大変でしたが、いい経験になりました。