リゾートバイトはやめとけと言われる理由とは

リゾートバイトはやめとけと言われる理由とは？

リゾート地で住み込みで働くリゾートバイトは、その開放的なイメージやオフにリゾート地のアクティビティを満喫できるといった魅力から、若い世代を中心に人気があります。
しかし、一方で「リゾートバイトはやめておけ」との意見も少なからず見られます。

リゾートバイトはやめとけと言われる理由は、大きく分けて2つの傾向に分けられます。
まずはリゾートバイトで働く環境についてで、リゾート地で住み込みで働くことになるわけですが、それが意外と心身に負担をもたらすものです。
知らない土地、慣れない環境で忙しく働くわけですから、心身のプレッシャーやストレスを抱えやすいのです。

例えば旅行でも3泊4日くらいならホテルで快適に過ごすことができますが、これが1～2週間ともなるといろいろと不便を感じるようになるものです。
近くにコンビニがない、好きな飲食物が入手できない、ネットを自由にできないなどです。
しかも勤務先が用意した寮が「ハズレ」だった場合、睡眠や休息も取りにくく、疲労が蓄積してしまう面もあります。

そしてリゾートバイトの最大のリスクとも言えるのが、「辞めるのが難しい」点です。
何しろ勤務地に隔離された環境で働くことになるわけですから、辞めたいと思っても言い出しにくい、さらに辞めるとなってもどうやって帰宅すればいいのかといった問題も出てきます。
リゾートバイトでは公共の交通機関ではなかなか行きづらい場所も多く、「逃げるに逃げられない」面もあるのです。
もしリゾートバイトそのものが「ハズレ」だった場合、非常に厳しい環境で最後まで働き続けなければならない可能性も出てくるのです。

もうひとつの傾向は、仕事の内容や職場の人間関係です。
ここでもやはり、リゾートバイトならではの閉鎖された環境が問題になります。
バイト同士は同じ寮で長い時間一緒に過ごすことになりますから、性格的に合わない人がいた場合、人間関係がく普通になってしまいかねません。

さらに勤務先のスタッフが横柄な態度だったり、アルバイトの扱いに問題がある場合、仕事そのものも非常に苦痛がともなうものになりかねません。
もともとリゾートバイトは覚えることが多いだけに、そこに人間関係の悩みが加わることで非常にしんどい思いをすることになりかねないのです。

それでもリゾートバイトをおすすめしたいポイント

このようにデメリット・リスクがあるため、無条件に「リゾートバイトはおすすめ！」と言えない面があるのも事実です。
しかし、それでもおすすめするに値する魅力もたくさんあります。
なんと言っても一期一会の出会いの機会があり、よい経験・思い出になる仕事です。
毎日のルーチンワークのようなアルバイトに飽きた人にとっては、とてもよい刺激になるはずです。