リゾートバイトの社会保険事情
リゾートバイトの社会保険とは
新しい仕事に就くとなると社会保険はどうなるのか気になるものです。
リゾートバイトとなると何か違いがあるのでしょうか。
社会保険は、会社によって違いがあるわけではなく、国が定めた国民の生活を保障するための公的な保険制度です。
リゾートバイトはフルタイム労働の派遣社員ですから、加入対象となるのです。仕事が決まれば派遣会社が自動的に社会保険の手続きをしてくれるでしょう。
年金や保険の話はむずかしいと思っているでしょうが、社会保険に入れるということは会社が半分は払ってくれるとだけ覚えておいてください。
もし、社会保険のことについての話がなかったら自分で派遣会社に尋ねてみることをおすすめします。
社会保険に加入の開始日は
社会保険に加入となるときは、雇用開始日からとなります。
リゾートバイトは、住み込みで働く場合がほとんどですから、加入条件を満たしていることがほとんどです。
加入が開始になるとメールで連絡が来ることもありますので、仕事に就業したらメールで連絡があるかどうか確かめましょう。
しかし、すぐにやめてしまう人もいるので手続きの手間を考えて、2カ月以上働いた人に改めて社会保険の話をする担当者もいるようです。
契約の時に加入対象者である場合は、自己申告で加入のお願いをしてみてはいかがでしょうか。
また、社会保険加入が決まったら、今まで入っていた国民健康保険を脱退しましょう。
そのままにしておくと保険料の二重払いになってしまいます。
所属している自治体によって申請方法に違いがあるので、前もって問い合わせをしておくと失敗がありません。
社会保険についての注意点
気を付けておきたいのが、リゾートバイトの場合2カ月を超えてからでないと、社会保険に加入してもらえない派遣会社もあります。
派遣会社によっては雇用開始と同時に、加入手続きをするとは限らないのです。
扶養している家族がいる場合、加入していない期間に医療にかからなければならないことが起こってしまうと、医療費を全額負担しなければなりません。
ですからいつから社会保険に入れるかを確かめておきましょう。
また、リゾート地を1年の間で次々と移動しながら働きたい人もいます。
そうなると、社会保険を継続して利用したい場合は、今の勤務地終了から次の勤務地開始までを2週間ぐらいにしておきましょう。
つぎの勤務開始の日まで休みたい気持ちもあるでしょうが、ここは押さえておいてください。
リゾートバイトを退職後にしなければならないこと
退職したときには、入っていた社会保険からの脱退する手続きをします。
一番気になるのが自分や扶養している家族が病気になった時、医療保険が使えなくなってしまうので全額負担になってしまいます。
そうならないために、国民健康保険か任意継続保険を今の会社に申請するなどの切り替えをします。
ただ任意継続と言っても今まで会社が半分負担してくれていたわけですから、退職後は今までの倍額を支払います。
退職前にどちらが自分にとって良いかどうか、見極めておく必要があります。
いかがでしたでしょうか。
2カ月以上リゾートバイトするなら、社会保険に必ず入らなければならないことが分かっていただけたのではないでしょうか。
社会保険の手続きをすることで、心配なく仕事や転職活動に取り組めるのではないでしょうか。